雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

年間ヒスイ大賞2023

昨年に続き、この1年間に拾ったヒスイの中からお気に入りヒスイのランキングTOP10を紹介し、1年を振り返って行きたいと思います。

  • 第10位

f:id:cetriolo:20240101100137j:image(484g、12月採集)

今日拾った「いぶし銀ラベンダー」。大きさと歴戦の猛者のような雰囲気はありますが、美しさには欠けるため、この順位。ラベンダーのスポットが無ければ海岸でリリースするところですが、ラベンダーのスポットがあったせいで人間に捕まってしまいました。

  • 第9位

f:id:cetriolo:20240101100151j:image(24g、2月採集)

後で登場する「羽生ヒスイ」と同じ日に拾ったヒスイ。白地にネオングリーンのスポットが入っています。

  • 第8位

f:id:cetriolo:20240101104034j:image(31g、5月採集)

ランキング内では唯一の黒が入ったヒスイ。この色合いのヒスイ、拾い始めた頃は良く見かけたのですが、何故かこの1年は殆ど見かけなくなりました。

  • 第7位

f:id:cetriolo:20240101100236j:image(24g、4月採集)

第9位と同じ、白地にネオングリーンが入ったタイプですが、こちらの石の方がグリーンが鮮明です。この石を拾った日は身体が浮きそうなくらいの強風で、T.M.Revolution状態だったのを良く覚えています。

因みに自分は数多あるヒスイのタイプの中でも、この白地にネオングリーンが入ったタイプと糸巻きヒスイが好きな為、このランキングではどうしても上位に来る傾向があります。

  • 第6位

f:id:cetriolo:20240101100335j:image(31g、9月採集)

「横川の青」と呼ばれる、白地に流れるような水色が入った透明感のない青ヒスイ。自分の中では滅多に拾えないので、ちょっと贔屓が入り第6位となりました。

  • 第5位

f:id:cetriolo:20240101100402j:image(68g、5月採集)

第8位のヒスイと同じ日に拾った石。「よもぎヒスイ」とも呼ばれる、薄グリーンに濃いグリーンのスポットが入るよく透過するタイプです。色合いは地味ながら、太陽光でも透過する程の透明感があります。

  • 第4位

f:id:cetriolo:20240101100451j:image(34g、3月採集)

糸巻きの青ヒスイ。普段は滅多に行かない海岸で発見。人気のある海岸の為、沢山のヒスイハンターの方々がいらっしゃいましたが、波打ち際よりやや陸側にポツンと落ちていました。

  • 第3位

f:id:cetriolo:20240101100821j:image(66g、2月採集)

ホタルイカを助けた直後、御礼のように砂浜に落ちていた事から「ホタルイカの恩返しヒスイ」と名付けたヒスイ。写真では上手くこの石の色を撮れないのですが、曇り空の様な青と透過の良さが気に入っています。

なお、その後も打ち上がった小魚等を見つけると海に還してあげたりもしましたが、こちらのゲスな下心が伝わってしまったのか、これ以降に恩返し系イベントは発生していません。

  • 第2位

f:id:cetriolo:20240101100859j:image(90g、2月採集)

第9位のヒスイと同じ日に見つけたヒスイ。自分にしては珍しく、波打ち際に落ちていたのを拾ったのではなく、ヒスイ棒を伸ばして波の奥から拾い上げたヒスイです。前日に羽生九段が藤井竜王王将戦で勝利した事から「羽生ヒスイ」と名付けました。

当時の記事では藤井竜王は五冠(現在は八冠)とありましたので、時の流れを感じます。

  • 第1位

f:id:cetriolo:20240101225233j:image(62g、6月採集)

f:id:cetriolo:20240101101348j:image(裏側)

真っ青な部分と灰色の部分が混ざり合った青ヒスイ。今まで拾った青ヒスイの中では最も深い青ですが、結晶はラメの様にキラキラしており、太陽光でも一部透過する程全体的に透明感があるという、ちょっと変わったヒスイです。

フォッサマグナミュージアムにも似たヒスイの展示はなく、自分の中では珍しいという事で1位となりました。

〈総括〉

f:id:cetriolo:20240101102936j:image(集合)

今年は以前に比べると、ヒスイ拾いに行く回数が激減したため、拾ったヒスイの質やバリエーションは、正直昨年の方が良かった様な気がします。ただ、今年は青ヒスイが多く拾えた年でもありました。

それでは皆さま、来年も楽しく、そして安全な石拾いライフをお楽しみ下さい。