天気が良さそうだったため、3週間ぶりに糸魚川へヒスイ拾いにやってきました。
予報では夏のような陽気…の筈でしたが、曇っているからか少し肌寒く、時折雨がパラつく状態です。
しかし波は穏やかで波間の石も見れるという良コンディション。更にロディン岩も沢山落ちており、何だかヒスイも拾えそうな予感がします。
…が、予感だけでした。2時間程歩いてもヒスイがなかなか見つかりません。30分後に漸くこの日初めてヒスイを見つけましたが、小さく色も無かったためスルー。
一度休憩をし、再び探し始めたところ、風が出て来たせいか海岸はみるみる砂浜と化し、波間の石を見る事も難しくなりました。
休憩したのは失敗だったか…と後悔しながら歩いていると、何やら砂から鮮やかな緑が見えています。
これは完全に上質ヒスイだと確信を持って掘り起こすと…
(11g、比重は貫禄の3.29)
…上質な端材でした。勾玉か何かを作ったのか、何箇所か丸く繰り抜いた跡があります。この様に手が加えられると、もはや糸魚川産なのかミャンマー産なのかも分かりません。
ヒスイを探す目的は人によって様々で、色んな楽しみ方があって然るべきなのですが、ヒスイを「鉱物・岩石標本」という位置付けで集めて楽しんでいる自分としては、産地が疑わしいものや加工がされたものは「標本」としての価値はなくなってしまうので、端材を見つけても正直ガッカリしてしまいます。とは言え、ここまで綺麗なのは何かに使えそうなので拾いました。
ただ、やはり端材(特に産地が異なるもの)は海に投棄しないで頂きたいと思うのです。
その後、波打ち際で波に乗ってやってきた、小さいながらも緑がしっかり入ったヒスイを拾い、ここで散策終了としました。
(9g、比重3.18)
(本日の成果)
その後、時間に余裕があったので久しぶりに市振の道の駅に寄ってみました。
以前には無かった(というか外のコンテナにあった店舗が移動した)ヒスイコーナーが併設され、ヒスイ羊羹というお土産も販売されていたので1つ購入してみる事に。
(1つ250円)
(模様はランダム)
白い部分はアイシングで、ねっとりした羊羹にシャリシャリとした食感が加わって、大変美味しかったです。
さて例の端材ですが、折角なので何とか再利用してアクセサリーを作ってみようと決めました。石の加工はした事がありませんが、上手く出来たら母親や妹にプレゼントしようと考えています。
ということで、明日早速製作に取り掛かり、その様子を紹介していこうと思います。