雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

端材、再び

天気も良いのでヒスイ拾いにやってきました。

今日は須沢海岸からスタートします。波はそこそこ、石も出ていてこれは期待大!と彷徨きますが、曹長岩やロディン岩も含め、全然それっぽい石がありません。

一旦、気分転換に親不知海岸も覗いてみましたが、やはり無し。

昼過ぎに石が入れ替わったことを期待して、再び須沢海岸に行きました。

すると、波打ち際を歩いていると、一際目立つ石が落ちていました!

しかし…

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端材!

前回に続き、今回も端材を見つけてしまいました。前回の石は疑惑レベルでしたが、今回の石は人工的な形状に加えて機械で切断した跡があるので、100%中の100%端材です。

しかし、大きさも結構あるし、何より色が綺麗なので、こうなったら糸魚川の端材コレクション」として集めようかと思い、取り敢えず拾いました。

その後は同海岸では引き続き全くヒスイは拾えず、最後に市振海岸に寄り、もう夕暮れで暗くなりつつある中、ヒスイ輝石の含有量の低そうな石をいくつか拾って終了しました。

f:id:cetriolo:20220518220736j:image(左の石のみ106gとサイズも大きく比重も3を超えていましたが、右側の小さな石はどちらも比重は2.9前後と微妙…)

さて、帰宅後に例の端材の比重を調べると…なんと2.7!

嘘だろ?と思って何度測り直しても

ところがどっこい…

ヒスイじゃありません…!

細かいキラキラや色味に騙されてしまいましが、まさかのヒスイですらない石でした(ではこの石は一体?比重的には主に石英でしょうか?正体を知りたいですが、生憎フォッサマグナミュージアムの石ころ鑑定は加工された石がNG)。

この石が端材として落ちていたと言うことは…いや、考えないようにしましょう。

深淵を覗いてしまった時、深淵もまたこちらを覗いているんでしょうから。