雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

妖精見習いのヒスイ(GW2日目)

  • 5月2日

昼過ぎには帰らなければならないため、あまり色んな海岸を回れません。

そこで今日は、昨日は行かなかった須沢海岸からスタートします。

…が、駄目っ…

他の海岸が砂っぽくても、多少石が出ている須沢海岸でさえ、yeah!めっちゃ砂浜です。さらに霧雨まで降ってきてしまいました。

f:id:cetriolo:20220602152637j:image(立派な虹)

結局往復するも、成果ゼロ。仕方がないので親不知海岸に向かいます。

当然親不知海岸も砂浜。ここの海岸は最近人気があるため、沢山のハンターさん達がヒスイが打ち上がりやすいスポットで石が転がってくるのを待っている状態。

…仕方がないので、混んでいる波打ち際ではなく、陸側の石や砂から少しだけ顔を出している石を丁寧に見て行くことにしました。

探す事1時間、砂から少しだけ顔を出していた白っぽい汚い石が何だか気になって掘り返すと…

f:id:cetriolo:20220608213216j:image(スマホの充電が切れてしまい、海での写真が撮れなかった…)

裏側は綺麗なヒスイでした!

f:id:cetriolo:20220603124229j:image(42g、優しい紫と緑が混じり合った和菓子の練り切りのような不思議な色味のヒスイ)

全体的に薄いパステルカラーの紫色で、所々にほんのりパステルカラーの緑色が入っている、丁度良いサイズのバイカラーのヒスイです。ヒスイコレクターの方の間で「妖精ラベンダー」というあだ名で呼ばれている、陶器のような白地に紫が入ったタイプと同じように思います。

もっとも、どのくらい紫色が濃くて色の占める割合が多ければラベンダーヒスイと呼ぶのか、またどんなタイプなら妖精ラベンダーと呼ぶのか…正直なところ初心者の自分には妖精ラベンダーの定義がよく分かりませんので、この石は「妖精見習い」という事にしたいと思います(おジャ魔女どれみ感…)。

もし綺麗な面が上を向いていたなら、これだけ多くのヒスイハンターさんがいる中では、すぐに見つかって拾われていたことでしょう。

ただ、この後は全く拾えず、タイムアップ。

しかし、2日間執念深く探し続けたことで、お気に入りと呼べるヒスイを拾う事が出来ました。

なお、自分にはフォッサマグナミュージアムのヒスイの展示室を見てから、拾ってみたい「憧れのヒスイ」のタイプというのがいくつかあるのです。それが

  • カッコいい形の糸巻ヒスイ
  • 白地に紫と緑が入ったバイカラーのヒスイ
  • 透明感のある青ヒスイ
  • 白地に蛍光グリーンのスポットが入ったヒスイ

なのですが、今回はその一つであるバイカラーのヒスイを拾う事が出来たので、かなり満足したヒスイ拾いとなりました。

いつか残りの「憧れのヒスイ」を拾う日は来るのでしょうか。