雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

ヒスイ拾いは運が6割?(GW1日目)

GWがやって来ました…が、今年もコロナ禍。人気の行楽地や海外はまだまだ行けません。

なのでやはり向かうのは糸魚川。ヒスイ拾いは密にもならず、青空の下黙々と楽しめるレジャーで、人付き合いが苦手でマイペースな自分にはうってつけ。井之頭五郎の言葉を借りるならば「ヒスイを拾う時はね、誰にも邪魔されず 、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 。独りで静かで豊かで…」という訳です(もちろんファミリーや友達同士でも楽しめます)。

さて、今回は一泊二日でガッツリ頑張ります。

  • 5月1日

天気は良く、この日は宮崎海岸→市振海岸→親不知海岸→宮崎海岸と移動しました。

波は緩やか、小さめですが石も全体的に出ています。

f:id:cetriolo:20220602150356j:image(ヒスイ拾い日和)

親不知海岸に来るまでに、灰色ヒスイや細々としたヒスイをいくつか見つけて拾いました。

ただ、ここでちょっとした事件が起きます。親不知海岸で自分が見た後の場所を歩いていたハンターさんが、大きく形も色もカッコいい薄いグリーンのヒスイを拾ったのです。

さっきまでそこを見ていたにも拘らず、全く気付かなかったことに落ち込みます。

「ヒスイ拾いは6割が運、4割がセンス」だと思っているので、まぁ運もセンスも欠如している自分には仕方がない事ですが、この件があった事で、変に火がついてしまい、その後いつもより執念深く海岸を探す様になります。いつもなら空がややオレンジになりかけた時点で見づらくなるので終了するのですが、この日は周りが少し暗くなるまで探し続けてしまいました。

しかし、その甲斐あってか、好きなタイプの綺麗な糸巻ヒスイ(7g)を最後に拾う事が出来ました。

ホテルに戻り、今日の成果を確認。

f:id:cetriolo:20220602145750j:image(1番大きな石が74g、1番小さな石が5g。お気に入りは左側下から2番目の三角形の糸巻ヒスイ)

綺麗な石もあるし、小さいながら数も拾えているのですが、如何せん他のハンターさんが同条件で立派なヒスイを拾っているのを見ると、もっと大きくて綺麗なヒスイを拾いたいと思ってしまう自分がいます。かつては小さなヒスイが一つ拾えただけで嬉しかった筈なのに…

T.M.RevolutionのLEVEL4よろしく、欲望のレベル上げれば、ちょっとやそっとじゃ満たせないのでした。