2022年、初拾いに糸魚川へとやって来ました。
新年初の海岸は、年末に糸巻ヒスイを拾った須沢海岸西側です。完全に二匹目のドジョウ狙い。
波は冬にしてはそこまで強くなく、石も出ていて良い状態。たまに細かい雪粒が降るため虹まで出ており、何だか期待が高まります。
散策を開始して30分、波打ち際に一目でヒスイと分かる小さな石が落ちていました。さて、2022年初のヒスイは…
(14g、海岸で撮るのを失念)
青ヒスイとなりました。よくハンターの方のSNSやブログで「横川の青」と呼ばれているタイプでしょうか?詳しくないので分かりませんが、白地に水色の毛糸のような模様です。自分は初めて拾いました。
その後も今日は石が沢山出ているからか、コンスタントにヒスイを拾う事が出来ました。
(須沢海岸西側の成果、全体的に地味)
中でも糸巻ヒスイは小さいながらも形と色がお気に入り。
(7g、あと10倍デカければ最高…)
その後もどんどん西側に歩いて行くと、川の水流が少ないためか、そのまま川を渡ってラベンダービーチまで行ける状態になっていたので、川を渡ることにしました。
モタモタと川の中を歩きながら、(この状態、なんだか「風雲たけし城」のアトラクションっぽい…)と考えたりします。子供の頃、大人になったら風雲たけし城に出て、ラストダンジョンのパトカー戦で勝つのが夢でしたが、大人になる前に番組は終了してしまいました。悲しい。
さて、無事にラベンダービーチに到着です。あまりこちらの海岸に来たことはありませんが、須沢海岸に比べて全然人がいないので周囲に気を使わずに探す事が出来そうです。
…と、ラベンダービーチを歩くこと3分くらいで、波打ち際よりも陸側の大きめの石がゴロゴロしている場所に、一際目立つ虹色のような不思議な色の大きな石がポンと落ちていました。
(214g、優しいパステルカラーの青味のある灰色と緑とクリーム色が混ざったような何とも形容し難い色)
今まで拾ったヒスイの中では、1番大きなヒスイで、形もおにぎりの様な三角形で座りが良いです。
結晶は殆ど確認出来ないタイプですが、これはこれでヨシ!
(乾いた状態、太陽光と電気の下とでは印象の変わる面白い石)
その後ラベンダービーチを歩くも、どんどん小砂利になっていき、結局ヒスイは拾えませんでした。
初拾いはこんな感じで終わりましたが、今年はどんなヒスイに出会えるのか楽しみです。
出来れば今年はフォッサマグナミュージアムのヒスイ展示室に並べてもおかしくないレベルの上質なヒスイが拾いたい…と新年早々俗物的なのでした。