先週、廃村のハケに未開エリアがある事に気付き、さらにそこで一気に大ペロを3つ(欠損含む)見つけたので、またも奇跡を期待して卑しくも廃村のハケに行く事にしました。
さて、前回ペロペロを見つけた辺りを重点的に見るぞ!と意気込んで彷徨き始める事数分、突然廃村のハケの入り口に黒塗りピカピカのベンツが入ってきました…。
今まで何度も廃村のハケに来ていますが、道中で野鳥趣味の方とお会いしたことはあれど、廃村内で人に出会ったことはありません。
木の影から覗くと、車に乗っているのは強面で色付き眼鏡をかけたアウトレイジ感のある男性。
どう見ても野鳥写真を撮りに来たわけでも廃村マニアでもなさそう。何かの受け渡し場所として待ち合わせているのか、はたまた何か埋めに来たのか…。どちらにせよ、大抵ヤバい現場を見た奴というのは消される運命です。
(ヨシ!あちらがベンツから降りる前に、ダッシュで車まで戻って速攻走り去ろう!)
天狗のように杉林を駆け抜け、自分の車に飛び乗り、直ぐにエンジンをかけて退散。作戦は成功です。
その際、ちょっとした好奇心でベンツの運転手をチラ見したところ…
めちゃくちゃビックリしている様子…!
そりゃいきなり山奥の廃村の奥から不審者が猛ダッシュで飛び出してきて、車に飛び乗り去っていくなんて、向こうからしたら相当怪しくヤバい奴に見えたことでしょう。
むしろ後から冷静に考えると、あの人は多分ゴルフ帰りのリッチな会社役員で、適当にドライブしていたら廃村ルートに入って来てしまっただけのような…。
ただ、無人エリアというのはどんな事件や事故に巻き込まれるか分かりませんから、出かける際は色々なケースを想定した上で準備をしなければならないと改めて感じたのでした。
上記のハプニングにより廃村のハケの滞在時間は5分程度となったため、予定を変えてスーパーハケに寄ることにします。
しかし、ここでは古いおはじきと透明な目薬瓶を見つけただけ。スーパーハケも大分草が生い茂って、前より瓶が探し辛くなりました。
色々と消化不良なので、その後はかつてハケ探しをしている時に見つけた神社の裏手(古い瓶が落ちていた雑木林)を見てみる事に。ハケと言えるような場所ではないのであまり期待は出来ませんが、ここでは前に青い円柱型の薬瓶を拾っています。
うろうろしていると、2cm程の極小瓶が落ちていました。
さらに雑木林を登っていくと、青い薬瓶(エンボスなし)と地面に半分埋まっていた謎のクリーム瓶を見つけました。
(並べて写真を撮っているだけで、それぞれは離れた場所にありました)
結局その後は良い瓶は見つからず、温泉に寄って帰りました。
本日の成果は以下の通り。
- 透明な目薬瓶
詳細不明ですが、チェックの様な模様が入っていて手が混んでいます。
- おはじき
以前はスルーしていましたが、古いおはじきは最近のおはじきとは色や造りが大分異なると知ってから興味が出てきました。透明で中央に縦線があるものが1番古そうです。
- 青い薬瓶
神薬のエンボスがあったら尚良しですが、残念ながらノーエンボス。以前廃村のハケで拾ったものより厚みがあって深い色をしています。
- 心臓薬の小瓶
拾った時はそのサイズからヒロポンの亜種かも…と期待しましたが、どうやら求心系の薬瓶。以前拾ったものより一回り小さいタイプのようです。
- クリーム瓶?
スーパーハケに化粧品系の瓶が沢山落ちている事もあり、基本的にクリーム瓶の類は拾わないのですが、これは形状がニンニクみたいで珍しかったのと、裏のエンボスに惹かれたので拾いました。
月の力?力の月?
どちらから読むか分かりませんし、調べても詳細は不明でしたが、これを見るとドラえもんの映画「のび太とアニマル惑星」で「ツキの月」という、舐めると格段に運が良くなるというラムネのようなひみつ道具が出てきたのを思い出します。
あのツキの月を舐めれば、良い感じの瓶や上質ヒスイがバンバン拾えるかもなぁ…そんな小学生レベルのしょうもないことをつい考えてしまうのでした。