雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

ボトルディギングシーズン到来!

昨年12月を最後に瓶拾いをしていませんでした。というのも、いつもお世話になっているハケの多くが豪雪地帯にあり、雪の下に埋もれてしまっていたからです。

本来ボトルディギングに最適なシーズンとは、虫が減り、草も枯れて瓶が探しやすくなる冬だと思うのですが、雪の降るエリアでは完全にオフシーズン。

しかし、ようやくスーパーハケ周辺のエリアの雪が溶けたという情報を聞いたので、今回は久しぶりの瓶拾いです。

まずはスーパーハケから。流石に何度も来ていますから今回は良いものは見つからず。更にふきのとうを摘みに来ている人が何人もいらっしゃったため、どうにも視線や気配が気になって探すのに集中出来ません。

結局10分程度軽く見て、ノー拾いでフィニッシュです。

…どうしよう。廃村のハケはまだ雪がありそうだし、期待値は低いけれど旧住宅街のハケに行くか…。

という事で、旧住宅街のハケに移動。

相変わらずいつもの見慣れた酒瓶、リポビタンD瓶、佃煮瓶…こちらもパッとしません。手ぶらも癪なので、「みやこ染」の横書きエンボス瓶を拾って帰ることにします。

そろそろ新しいハケ探しが必要だな…と思って入り口に向かう途中、杉の葉の下にガラス瓶のようなものが見えます。

拾い上げると、それは…

f:id:cetriolo:20220506215630j:image(この写真は軽く洗った状態)

…何の瓶だか分からない

10cm程度の小さなグリーンの瓶です。文字のエンボスはありませんが、なかなかお洒落なデザインなのと、瓶口がシアーカットと呼ばれるスパッと切った様な形状で年代が古そうなので拾って帰りました。

本日の結果は以下の通り。

f:id:cetriolo:20220506220351j:image(洗浄済)

  • みやこ染瓶

以前も拾っていますが、その時のみやこ染のエンボスは縦書きでした。こちらは横書きになっているので更に新しい時代のものでしょう。

  • 謎の小さい瓶(ニッキ水?)

調べても良く分かりませんでしたが、1番可能性が高いのはサイズやデザイン的にニッキ水の瓶かと。特にウイスキーニッキと同じように、中央にはシールを貼るための楕円型の窪みがあります。もしニッキ水だとすると、旧住宅街のハケでは「魔太郎のニッキ水」に次いで2本目になります。

久しぶりの瓶拾いとなりましたが、大分スーパーハケも旧住宅街のハケも見慣れたせいかワクワク感もなくなった様に思います。

そろそろ新しいハケ探しが本気で必要になってきたと感じたのでした。