雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

初めてのレトロ瓶

天気も悪く寒い日。こんな日は温泉に行こう…そう思い、山の中にある温泉に出かけます。

途中車を走らせていると、廃村が…。

もしかして、ハケがあるかも?

車を止めて、周辺を散策。

集落の隅の竹藪の中に、何やらごちゃごちゃしたものが見えます。

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これ、ハケだ!

瓶趣味の方のブログやYouTubeで勉強したこのごちゃごちゃした感じ、間違いない。

早速落ちている瓶を一つ一つ確認していきます。

散乱する大きな酒瓶やビール瓶、底に数字だけ書いてある謎の瓶…

が、欲しいのはこーゆーのじゃない。こちらが欲しいのはコレクターの方のブログで見た「神薬」とか「ペロペロ」とか、エンボスがバリバリのデザインがカッコいいヤツです。

そう思いながら探していると、何か可愛らしいサイズの小瓶が。

キンカンの瓶!

その他に謎のジュース瓶、カゴメソースの瓶、ラムネ瓶を見つけ、これらを拾って温泉に向かいました。

帰宅後、瓶を洗浄。

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なおキンカンは、現在に至るまで何度も瓶のデザインをリニューアルしており、この瓶は昭和20年頃のもののようです。

カゴメも昔は六芒星(籠目)を前面に押し出したデザインだったよう。

瓶拾いは見つけるまでの過程ももちろん楽しいけれど、見つけた後に瓶の素性を調べることで新たな発見に繋がるのが一番楽しい。

初めてレトロ瓶を拾い、瓶拾いの面白さが理解できたのでした。