雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

ヒスイって何だろう?

先週のラベンダーヒスイに気を良くして、また海岸に性懲りも無くやって来ました。

しかし、ヒスイ拾いを始めようとした矢先、雪が…。

波は高波ではないものの波足が非常に長く、親不知ピアパークの階段側までサーっと流れて来る感じで、全体的に砂浜です。

f:id:cetriolo:20220418000632j:image(以前あった石は皆どこへ?)

こんな状態だと、そもそも見る石がありません。階段の上から波が引いた瞬間に石が残る場所を見ますが、歩いて探すワクワク感が無いのであまり面白くありません。

30分程度見て、ようやく他の石より眩い白さの小さな石のカケラを見つけました。

f:id:cetriolo:20220418001323j:image(この時は写真の通り青白く目立っていたけれど、乾いた後に車内で見ると灰色だった)

その後数個白っぽい石を拾った後、寒いし海岸の状態も良くないし、もう切り上げる事に決定!

しかし、まだお昼前です。ならばヒスイの勉強の為にフォッサマグナミュージアムに行こうと考え、早速向かいました。

フォッサマグナミュージアムには沢山のヒスイが並んでいます。

f:id:cetriolo:20220418002020j:image(これは速攻でヒスイと分かる)

f:id:cetriolo:20220418002218j:image(これは落ちてても分からない…)

f:id:cetriolo:20220418085815j:image(これ、かっこいい!)

あまりにヒスイのカラーバリエーションが多く、どう判別するのかが余計よく分からなくなってきました。

分からなくなって来たところで、渡に船。売店に「翡翠ってなんだろう?」という本が売っていたので購入。

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博物館を出てから、改めて今日拾った石を見ると…

f:id:cetriolo:20220418003603j:image(下のフォッサマグナミュージアム売店の紙袋がファンシーで可愛い)

地味…。

手前の小さなカケラのみヒスイ(と言っても翡翠輝石の含有の低い石)でしょうが、それ以外は先程博物館で見たばかりのチャートや石英のような感じがします。

(フォッサマグナミュージアムの廊下にある展示。海岸にある石が分かりやすく分類されています)

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ヒスイって何だろう…そんな事を思いながら帰路に着くのでした。