雑多拾いもん

捨てる神あれば拾う神あり… 「博多通りもん」ならぬ、雑多な「拾いもん」について備忘録がてら綴っています。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」後編

特別展を見終わり、プラネタリウムの投影まで時間があるので、今度は常設展を見る事にしました。

この名古屋市科学館の常設展は「理工館」「生命館」に分かれていて、それぞれ階層毎にテーマを設けて展示しています。

まずは生命館から、と覗くと…

子ども達が動き回っている!?

イオンのゲームセンターかと思うくらい、沢山の子ども達が身体を使って何やらゲームの様なもので遊んでいます。というのも、この名古屋市科学館は体験型展示が非常に多く、特に生命館は実際に自分が身体を動かして楽しむ展示が多いのです。

自分が子どもの頃にこんな科学館があったら楽しかっただろうな…と今の子ども達に若干の羨ましさを感じつつ、小さな子達の邪魔をしないよう「生命館」はザックリと見るだけにしました。

その後「理工館」を見学。こちらも体験型展示が多く、色んな場所に仕掛けボタンやブース型の展示があります。写真スポットにもなる展示もあり、複数人で来れば写真を撮りあって楽しめそうです。逆に大人が1人で楽しむには若干キツい部分もありますが、気にせず1人で風船を風力を使って高く飛ばしたり、虹を作ったり、X線で箱の中に何が入っているか調べてみたり…と遊びました。

また丁度「ひかりのおえかき」というブースに人が誰も居なくなったので、ちょっと体験してみることに。

こちらは真っ暗なブースの中で専用のペンを使って文字や絵を描くと、5秒ほど描いたものがぼうっと光るというフォトルミネッセンスを利用した体験型展示です。何を描こうか迷った末、ネズミの絵を描いていると、突然中学生くらいの女子グループがブースにやってきてしまいました!

焦って逃げる様にブースを後にしましたが、あの女子中学生はどう思ったでしょうか。雪舟みたいだと思ってくれているか、何だかヤベー奴だと思われたか…。何にせよ調子に乗ってウ○コの絵とか描かなくて正解でした。

…さて、この理工館には大型の展示が複数存在し、中でも竜巻発生装置はかなり見応えがありました。

f:id:cetriolo:20220807180443j:image(しかも涼しい)

そんなこんなでプラネタリウムの時間になりました。プラネタリウム投影会場に向かいます。

プラネタリウム会場は中央に投影機が置かれ、360度ぐるりと席が並べられています。自分の席は、投影後に北西となる場所の1番後ろでした(北側は南の空が見やすいのでラッキーです)

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投影が始まると、解説員の方が50分間解説しながらプログラムを進めてくれます。録音されたナレーションではなく、解説員の方が生で解説しながら進めてくれるプラネタリウムは少ないので、これは嬉しかったです。

また肝心の投影ですが、今まで見たプラネタリウムの中で最もリアルな夜空でした。特に長野県の木曽観測所の夜空は、プラネタリウムではなく実際の夜空を見上げているかと思うほどです。

今回のプログラムは、前半が夏の夜空の解説、後半が民間企業が実施している宇宙旅行を体験してみるという内容でしたが、50分間という長さにも関わらず飽きずに楽しむ事が出来ました。是非別のプログラムも見てみたいです。

結局休憩なしで5時間近く科学館に滞在しましたが、正直1日居ても飽きない科学館だと思います。

さて帰宅後、例のピンバッジガチャを開けてみます。結果は…

f:id:cetriolo:20220807182220j:image(ガチャのピンバッジにしては仕事が細かい)

サラマンダーでした!1番欲しかった蝉ではありませんでしたが、これはこれで特別展のチラシ等に載っているアイコン的なジュエリーなので嬉しい。

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汎用土産ではなく、しっかり裏面に特別展のロゴが刻印されています。

因みに今回購入した土産はこちら。f:id:cetriolo:20220807182628j:image

曹灰長石は特別展のオリジナル土産ではありませんが、モルフォ蝶の羽の様な形と色で気に入ったので購入しました。

f:id:cetriolo:20220807182829j:image(裏面は研磨されており、深い青に輝く。マダガスカル産)

ポストカードは名古屋市科学館限定品で、この限定ポストカードだけは表面にパール光沢のような加工が施されたファビュラスな作りになっています。

長々と綴ってしまいましたが、この特別展(9月19日まで)を含め名古屋市科学館は非常に満足度の高い施設ですので、是非機会があれば訪れてみて下さい。