ここ1か月は、週末は警報が出るレベルの大雨か熱中症になりそうな暑さかの2択ばかりで、石拾いや瓶拾いに行こうという気になれず、いつもの「世界の車窓から」と、山田五郎の「大人の教養講座」という世界の名画を解説するYouTube動画を見てダラダラ過ごしていました。
しかし、今回は久しぶりの3連休。いつまでも室内に居るのは勿体ないと思い、思い付きで鳥取砂丘に行く事に決めました。因みに自分は、今まで鳥取県に行った事はありません。
もっとも鳥取砂丘だけでは寂しいので、やはり今まで行った事のない「天橋立」と「玄武洞」にも立ち寄ることにします。
さて、最初のポイントである天橋立を目指しつつ高速を走っていると、六人部PAという小さなPAがあったので、取り敢えず寄ってみることに。するとPAには珍しく、地元の方が作った野菜が販売されているコーナーがあり、そこには野菜と一緒に見た事もないような巨大松ぼっくりが沢山販売されていました。
(右が普通の松ぼっくり、こちらは道中の海岸で拾ったもの)
どうやらこの巨大松ぼっくりは大王松という種類の松ぼっくりのようです。上に比較写真がある事で分かる様に、余りのデカさに旅行中の浮かれたノリで購入。
(…ここにも松ぼっくり)
リフトに乗って、天橋立ビューランドへ行き、お馴染みの景色を眺めてきました。
(昨日までの雨で内陸側は濁っていたため、火鍋のようにツートンカラーになっていた)
天橋立ビューランドは、明らかに元ジェットコースターだった鉄骨のコースがそのまま展望台として再利用されていたり、アシカやタツノオトシゴのメリーゴーランドがあったりと、全体的に昭和の香りがあって癒されます。
(現代アート状態になっているビューランドの芝生にポツンと佇む謎のソフトクリーム)
次は玄武洞を目指します。ここは見事な柱状節理が見られる場所ということで、前々から訪れてみたかったのでした。
1時間半程で玄武洞公園に到着。公園には玄武洞・青龍洞・白虎洞・南朱雀洞・北朱雀洞の5つの洞があり、大体徒歩10分程度で全てを回ることができます。その中でも、玄武洞と青龍洞は高さもあるため、その景色に圧倒されます。
(青龍洞、こっちは流れる様な曲線が美しい)
こういう渋い観光名所はせいぜい団子屋があるくらい(偏見)なのですが、玄武洞の前にはお洒落なカフェが併設された玄武洞ミュージアムがあり、若い人にもこの場所を訴求しようと頑張っている感じがしました。
さて、そろそろ予約した宿に向かいます。途中で京都アニメーションの名作アニメ「AIR」の舞台になったと言われる香美町香住地区に寄って、AIR舞台探訪マップなるものをゲットするというヲタムーブをしながら、無事に宿に到着しました。
(マップとくじ引きで頂いたポストカードセット。次の機会にゆっくり舞台を回りたい。)
本日の宿は「宙の森花郷里」さん。部屋も今時のお洒落アウトドア風で綺麗でしたが、この宿の1番の売りは、オーナーさんによる天体観察会だと思います。この天体観察会は自由参加ではありますが、天体に詳しくない方でも楽しめる内容となっており、この日は晴れていたこともあって他の宿泊者と共に屋上で、夏の大三角や人工衛星なんかを探したりしました。流れ星が流れた際には響めきも起こり、人との関わりが苦手な自分でもストレスなく楽しめましたので、もしこちらの宿に宿泊された際には参加をお薦めします。
ということで、明日はいよいよ鳥取砂丘に向かいます。